サプリメント開発
FANDDFは、犬の健康と長寿を支えるために、最先端の栄養学を駆使して犬専用サプリメントを開発しています。私たちは、犬の要求栄養量に応じたサプリメントを配合し、犬の生活の質的向上を目指しています。サプリメントには、愛犬の健康を支える多くの利点がありますが、個別の健康状態や生活環境に応じた「個別対応化」がとりわけ重要です。特に、高齢化に伴って長く付き合ってきた飼い主と愛犬には、既存の総合栄養食を変更することへの抵抗感があるため、既存のメインフードにサプリメントを添加する形で、愛犬の高齢化に伴う新たな栄養ニーズを満たすことが可能です。
◇FANDDFのサプリメント導入の特徴
FANDDFでは、クライアントのニーズに応じた柔軟な商品化が可能です。以下の5つの特徴に基づき、多様なご要望にお応えします。
【1】クライアントのニーズに応じて商品化
1)ペット専用品として提供 犬専用の製品設計・製造を行うことで、ペットの健康維持と特別な栄養サポートを実現します。既存品以外でも高齢犬や特定の栄養ニーズに対応した製品も設計可能しています。
2)飼い主とペットが共食できる商品設計も可能 FANDDFでは、飼い主様とペットが共に摂取できるサプリメントの提供も可能です。
3)厳格な衛生基準に対応(GMP完全対応) GMP認定工場で製造され、製薬業界基準の厳格な衛生管理のもとでの生産も承ることが可能です。犬も飼い主様も安心して摂取いただける高品質な製品を提供します。
【2】小ロット仕入れで販売可
規格品のFANDDFブランドでの販売なら5個~/アイテムの仕入れで販売可能です。
【3】自社ブランドでの販売も可能
当社既存品の、商品シールを替えることで、御社ブランド商品として販売可能です。
【4】既存品
既存品についてはこちらをご覧ください。
◇サプリメント設計の基本的方針
【1】現代の飼育環境と栄養不足への対応
現代の犬は、運動量の減少とそれに伴うストレス負荷や肥満問題に直面しています。室内飼育が増えたことで、これらの問題は顕著になりました。これら諸問題に対応した商品設計が必要です。
【2】長寿化への対応
医療技術の進歩と飼い主の意識の高まりにより犬の平均寿命が延び、高齢犬特有の健康問題が増えており、これに対応したサプリメントの設計が求められています。
【3】適切な栄養AAFCO2016の栄養基準の限界への対応
AAFCO2016の栄養基準は、ドッグフードの基本的な栄養要件を満たしていますが、全ての犬の健康ニーズを満たすわけではありません。特に、特定のライフステージや健康状態に応じたカスタマイズが必要な場合には、サプリメントが不可欠です。
【4】適切な栄養配合の実現
犬には、体内で生成できない必須アミノ酸と生成可能な非必須アミノ酸があります。サプリメントで補う必要があるのは主に必須アミノ酸ですが、必須アミノ酸同士を安易に同時配合すると競合吸収が発生し深刻な健康被害を及ぼす可能性があります。サプリメントの配合には専門的な知識と犬の代謝経路を把握しておく必要があるのです。
例:トリプトファンとメチオニン
トリプトファンは犬の行動や心理状態に影響を与えるサプリメントで、行動変化やうつ症状対策のため使用されるサプリメントです。一方でメチオニンは重要な抗酸化物質であり、硫黄を含むアミノ酸として、多くの代謝反応に関与しています。一般的には肝臓の解毒作用や皮膚・爪の健康維持のため必要な栄養素といわれています。いずれも犬の身体にはよい栄養素なのですが、同時摂取した場合、これらは小腸内で同じ輸送システムを使用して体内に送り込まれることになるため、高濃度な成分同士が競合し、必要な栄養素量を輸送できなくなってしまいます。結果、吸収効率が低下し、栄養素不足による深刻な健康被害が及ぶ可能性があるのです。
◇なぜ犬専用サプリメントが必要なのか?
20年、30年前と違って、なぜサプリメントの重要性が叫ばれているのかを理解するには、犬の生活環境の劇的な変化を理解することが大切です。ポイントは「屋内飼育率の上昇」と「医療技術の発達」です。以下がその主な理由と考えています。
【理由1】活動量の減少と肥満問題
屋内飼育率の上昇に伴い、犬の健康維持に問題が顕在化することが多くなってきました。衣食住の環境が変われば、それに伴う健康問題も変わってきますので、現代では犬にサプリメントが必要なのです。
【理由2】医療技術の発展に伴う科学的根拠の充実
一昔前まで認識されなかった各種成分が、実は犬にとって必要な栄養素であることがわかってきています。例えば、グルコサミンとコンドロイチンが関節の健康に有益であると広く認識されるようになったのは、1990年代に入ってからです。NMNに至っては、2010年に入ってからその効能が示されています。このように医療技術の向上や栄養学における知見の充実は日進月歩であり、犬の体内のメカニズムに関しても同様です。これまであまり目を向けられることのなかったサプリメントが注目されるのは当然です。
◇GMP認定工場がなぜ必要なのか?
当社の業務用サプリメントは、製薬業界で採用されるGMP(優良製造管理基準)対応工場で製造されています。当社では犬も人も安全安心に摂取できるサプリメントの確立を目指しています。それには、個々の栄養素過剰摂取などによる健康被害を発生させないことも大切ですが、一貫した品質の保持が前提となります。GMP認定工場では、医薬品製造の厳格な品質管理プロセスを明確にしているので、クライアントに信頼される高品質な製品を提供するためには必要なことと考えています。
このようなアプローチにより、私たちはオリジナル ドッグフード、オリジナル ペットフードの開発において、小ロットからでも高い柔軟性を持って対応することが可能です。さらに、無添加で安全なドッグフードの生産を通じて、クライアントのOEMニーズに応えることが可能です。これにより、クライアントは市場で独自の立ち位置を築くことができ、競争力を高めることが可能となります。
【費用対効果の最適化】
また、私たちは費用対効果を重視し、クライアントが投資した資金に対して最大限のリターンを得られるよう、製品開発を進めています。高品質なペットフードとサプリメントの開発には、適切な費用管理と効率的な生産プロセスが不可欠です。そのためには、小ロットでも対応可能なGMP認定工場での製造が欠かせません。当社はこの点においてもクライアントに安心を提供し、OEMニーズに応じた長期的なパートナーシップを築いています。
最終的に、FANDDFはペットの健康を第一に考え、科学的根拠に基づく製品開発を通じて、ペットフードとサプリメントの市場における革新を推進していきます。私たちの専門知識と技術を活用し、費用対効果の高い無添加ドッグフード開発を通じて、品質と安全性を兼ね備えたペットフードを提供することを目指しています。