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2025 / 11 / 04  11:50

家畜商免許取得と次なる学びについて ― 命と食の距離を近づけながら ―

家畜商免許取得と次なる学びについて ― 命と食の距離を近づけながら ―

FANDDFはこのたび、国の法律に基づく公的免許である「家畜商」の免許を取得いたしました。

 

この免許は、**家畜商法(昭和24年法律第208号)**に基づき、

家畜の取引の公正を確保することを目的として、

免許・登録・営業保証金・免許証の携帯・呈示、帳簿の備付け(取引記録)などを義務づける制度です。

都道府県知事の免許を受けて初めて、家畜の取引を業として行うことが認められます。

 

私たちは、フード設計を行う立場として、

加工後だけでなく「生きている段階」から命を理解することが、

真に倫理的で安全な設計につながると考えています。

衛生・倫理・流通の視点から命の流れを学び、

現場と研究の双方から“命の循環”を見つめ直す一歩として、この取得に至りました。

 

また、次の学びとして「人工授精師(牛)」の受講申請も進めています。

埼玉県では2年に1回、14名ほどしか受講できない審査制であり、

12月より受講、来年3月に試験を予定しています。

命の循環をさらに深く学び、食と生命をつなぐ知見の幅を広げてまいります。

 

FANDDFはこれからも、

命と食の距離を近づけながら、

現場と社会の間を丁寧につなぐ取り組みを進めてまいります。