お知らせ・新着情報

2025 / 09 / 29  10:00

LinkedInでのつながり200名を達成しました

LinkedInでのつながり200名を達成しました

2025年9月、LinkedInでのつながりが200名を超えました。

これまで自治体、小売、食品製造、医療、メディアなど幅広い分野の方々とご縁をいただき、

ペットフード設計を軸にしながら、栄養や健康に関する知見の共有や協働のきっかけにつながっています。

 

FANDDFでは、安心・安全なペットフードの開発を主力に、

小ロットOEMや無添加設計、試作から商品化までのサポートに取り組んでいます。

今回の200名達成は、事業の信頼と広がりを示す一つの節目と考えています。

 

今後も「食と健康、ペットと人をつなぐ設計」を大切にしながら、

皆さまのお役に立てる商品づくりと情報発信を続けてまいります。

 

👉 LinkedInプロフィールはこちら

www.linkedin.com/in/fanddf3777

2025 / 09 / 22  23:51

家畜商免許取得に向けた取り組みと、近年のペット飼育事情

家畜商免許取得に向けた取り組みと、近年のペット飼育事情

このたび代表は、家畜商免許取得に必要な講習を受講・修了いたしました。

本講習は、家畜商法第3条第2項第1号に基づくもので、2日間の受講が義務付けられています。

修了後は、都道府県に申請を行うことで、国家資格の家畜商免許を取得することができます。

 

家畜商免許は、マイクロ豚やヤギなどペットとしても飼育される家畜を、法令に則って適正に扱うために必要な資格です。

そのため、飼料安全法や家畜伝染病予防法など幅広い知識が求められます。

 

近年、こうした動物をペットとして飼育する需要も少しずつ増えており、適正な取扱いやフード設計への関心が高まっています。

FANDDFとしても、この免許を今後の活動にどのように位置づけるかを検討しており、法令を踏まえた情報発信や設計への応用を考えております。

 

なお、家畜商免許の取得は 2025年度内に行う予定 です。

こうした知識や飼育の工夫については、LINEオープンチャット 「ペットとシニアのほっこりライフ」 や LinkedIn でも随時発信しています。

 

👉 LINEオープンチャット参加はこちら:

https://line.me/ti/g2/eZjHJhQx86cJcfrx4OxQjZtXiyturi8v9VlIlg?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default

 

👉 LinkedInはこちら:

https://www.linkedin.com/in/fanddf3777/

 

2025 / 09 / 17  23:21

新規OEM製造量縮小のお知らせについて

お客様各位 平素よりFANDDFの活動にご関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。

諸事情により、現在契約先の製造工場での10㎏以上の新規OEM製造を停止しております。

当面の間、対応可能なのは試作・サンプル製造(1ロット約2〜3kg程度)となります。

量産対応の再開については、体制が整い次第あらためてご案内いたします。

皆さまにはご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

 

FANDDF代表 山口崇

2025 / 09 / 09  10:00

✨ ペット栄養学に学ぶ:高齢者惣菜市場を見据えた“相互作用設計” ― 栄養素の掛け算で創る 健康 × 美味しさ × 経営効果 ―

✨ ペット栄養学に学ぶ:高齢者惣菜市場を見据えた“相互作用設計”  ― 栄養素の掛け算で創る 健康 × 美味しさ × 経営効果 ―

🔎 惣菜市場の次の打ち手は?

“栄養素の掛け算”による 相互作用設計。

ペット栄養学の実践から、人の食品開発に広げるヒントを考えます。

 

高齢化社会で惣菜市場が急拡大する今こそ、相互作用を前提にした食品設計が重要です。

減塩や減糖は「うま味・酸味の補完」で広まっていますが、栄養素の相互作用を惣菜に組み込む発想はまだ一般的ではありません。

 

🐾 ペット栄養学からのヒント

調味料が使えない環境だからこそ、「素材だけで嗜好性と健康価値を両立」する設計が必須。

ここから導かれるのが “共食=健康とおいしさを同時に設計する思想” です。

 

🍊 代表例:豚肉 × ビタミンC

・鉄吸収を高めることは確立済み

・B₁とCは相互補完的に代謝をサポート

・柑橘やトマトの酸味で脂肪感を軽減

 

👉 「栄養 × 味覚」のダブル効能が得られます。

(※ 相互作用には科学的エビデンスの強弱があり、研究段階のものも含みます)

 

🍱 惣菜応用の方向性

・柑橘を使った豚肉の減塩惣菜

・鮭×小松菜の骨粗鬆症予防弁当

・緑黄色野菜+ナッツの副菜

単なる健康訴求ではなく、**「味覚バランス × 機能性 × 経営効果」**の三位一体戦略が可能です。

 

🥢 共食の発想から

「一緒に食べられる安心感、家族で分け合う楽しさ」。

ペット栄養学の現場で培われた共食思想は、人の惣菜開発でも差別化の核となり得ます。

 

📈 ビジネス応用の視点

・原価高騰下でも付加価値を示す

・高齢者市場で差別化

・機能性と嗜好性を両立

 

日本の惣菜市場は 約11兆円規模、高齢世帯の購入率は 60%超。

「骨粗鬆症予防」「鉄不足対応」など明確な栄養価値を組み込むことで、価格プレミアムを受け入れる層が拡大しています。

 

🌍 まとめ

ペット栄養学の「共食」思想は、人の惣菜市場に新しい視点をもたらします。

 

👉 ぜひ教えてください:

・注力している栄養素の組み合わせは?

・商品開発で直面している課題は?

・御社の市場や顧客層でどう活かせそうですか?

本件に対するご意見やご要望は

info@fanddf.jp

 

🏷️ #食品開発 #惣菜市場 #相互作用設計 #シニア市場 #共食

2025 / 09 / 06  09:30

🐾元気がないのは退屈?それともストレス? ──犬猫・カメ・小鳥・ウサギのサイン解説

🐾元気がないのは退屈?それともストレス?  ──犬猫・カメ・小鳥・ウサギのサイン解説
「最近うちの子、なんだか元気がない…」 そんなとき、私たち飼い主はつい「体調が悪いのかも」と思いがちです。 でも実際には、“退屈”と“ストレス”という全く別の背景が隠れていることがあります。 重要なのは、この二つは見た目が似ていてもケアの方向性は真逆だということ。 ここを誤解すると「元気づけたいつもりが、かえって悪化」という事態も起こり得ます。(※1、※2) 🟢退屈サイン(刺激不足) ヒマすぎて、やることがないときに見られる行動です。 ・同じ場所をぐるぐる歩く(淡々と同じ動き) ・じっと一点を見つめ続ける ・声をかけても反応が鈍い 👉 対策は「刺激をプラス」 散歩コースの変化、知育トイ、登れる台、におい探しなど。 ただし同じ刺激の出しっぱなしは効果が薄れます。おもちゃはローテーションで新鮮さを保ちましょう。(※3、※4) 動物別の具体例 ・犬・猫:同じおもちゃにすぐ飽き、わざとイタズラをする ・カメ:水槽のガラスに頭を押し付けて動かない ・小鳥:止まり木を噛んだり、羽をむしる仕草が増える 🔴ストレスサイン(刺激過多) ・不安や緊張で心身に負担がかかっている状態です。 ・落ち着きなくウロウロする(速さやリズムが不規則) ・過剰に吠える・鳴く ・毛をむしる、しっぽをかむ 👉 対策は「刺激を減らす」 静かな環境づくり、隠れ場所の用意、接触や声かけを控えるなど。 実際、シェルター犬の研究では、騒がしい時間帯に「ボール遊び」より「ラベンダーの香り」や「フード入りコング」の方がリラックス効果を示しました。(※1) ラベンダーの犬への鎮静効果は臨床研究でも確認されています。(※5) 動物別の具体例 ・犬・猫:来客や雷の後にソワソワして吠え続ける ・カメ:甲羅干し台からすぐ飛び降り、隅に隠れる ・ウサギ:耳を伏せて隅に固まり、動かなくなる ◇「境界があいまいな行動」への見方 行動の中には、退屈なのかストレスなのか判別が難しいものもあります。 例:「ぐるぐる歩き回る」 →退屈:一定のペースで淡々と繰り返す →ストレス:落ち着きなく速さやリズムが変わり、周囲を気にしている 👉観察のポイントは「文脈と全体像」です。 同じ行動でも「環境(静かな部屋か、騒がしい場か)」や「他のサイン(鳴き声・体勢)」を合わせて判断しましょう。 🧑‍⚕️藤のひとこと 「刺激を足すべきか、減らすべきか。 この分岐点の見極めこそ、飼い主に求められる観察力です。 迷ったときは“退屈か、過覚醒か”を先に考えてみましょう。」 ◇まとめ ・退屈サインには「新しい刺激」を。 ・ストレスサインには「安心できる環境」を。 ・曖昧な行動は「周囲の状況」や「他のサイン」と一緒に観察する。 皆さんのおうちの子は、どちらのサインを見せることが多いでしょうか? コメント欄でぜひシェアしてください🐶🐱🐢🐦🐇 参考文献 ※1) Dare, P., & Strasser, R. (2023). Ruff Morning? The Use of Environmental Enrichment during an Acute Stressor in Kennelled Shelter Dogs. Animals, 13(9), 1506. https://doi.org/10.3390/ani13091506 ※2) Balietti, M., & Conti, F. (2022). Environmental enrichment and the aging brain: Is it time for standardization? Neuroscience & Biobehavioral Reviews, 139, 104728. https://doi.org/10.1016/j.neubiorev.2022.104728 ※3) Young, R. J. (2003). Environmental Enrichment for Captive Animals. Oxford, UK: Wiley-Blackwell. ISBN: 978-0-632-06407-6 ※4) Wells, D. L. (2009). Sensory stimulation as environmental enrichment for captive animals: A review. Applied Animal Behaviour Science, 118(1–2), 1–11. https://doi.org/10.1016/j.applanim.2009.01.002 ※5) Wells, D. L. (2006). Aromatherapy for travel-induced excitement in dogs. Journal of the American Veterinary Medical Association, 229(6), 964–967. https://doi.org/10.2460/javma.229.6.964
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